虎屋横丁は、古くから商人であった一番町と、現代風に言うとビジネス街だった国分町とを結ぶ東西の通りで、沿道には料亭や寿司屋などが並んでいたとされます。通りの名は、角地に虎の木彫りを置いた薬屋があり、ここが虎屋と呼ばれるようになったことが由来とされています。

古くは稲荷小路との交差点にアーチが架けられていました。アクリル製で「虎屋横丁」と書かれた左右に左は右向き、右は左向きの虎が描かれていました。しかし老朽化し安全性に問題があるとして2018(平成30)年10月に撤去されています。
撤去されたアーチ看板は保管場所がないことから廃棄処分となっていますが、一部が歴史資料として仙台市の文化財整理収蔵室に保管されています。
新アーチについては検討中とのことで、酒造メーカーなどからも声が掛かっているとのことですが、現時点では未定で具体的な計画には至っていないとのことです。