国鉄分割民営化直前の1987(昭和62)年3月21日、海老名市による請願駅として建設され開業した駅です。線形改良などをせずに建設されたため、小田急・相鉄の海老名駅とは距離が離れています。
当初は、約200メートルにわたり高架による連絡通路が用意されたため乗り換え自体は不可能ではなかったものの、屋根のない幅4メートルの狭い通路はラッシュ時間帯には混雑していました。
そこで既存の連絡通路の横に新たな自由通路が整備されました。相鉄・小田急駅間の整備に始まり、さらにJR駅側へと延伸される工事の末、屋根のある幅12メートルの広い駅間連絡通路が完成し、今に至っています。当初あった連絡通路は、役目を終え自由通路完成後に解体撤去されているため既に残っていません。