新生やまだ商店街は、山田町初の商店街とされています。商店街というよりはショッピングセンターのような設備で、店舗が立ち並び舗装された駐車場が整備されていて、このセブン‐イレブンを核店舗(?)に、花屋、金物屋、理髪店、飲食店など9店舗が並んでいます。山田中央町バス停が併設され、また山田漁港や山田町役場にも近いなど一等地にある店です。
かつてより、ここと現ツルハドラッグの間に「スマイルガーデン 山田商店街」なる看板を掲げた長屋の店舗群がありました。これらの店も、徐々に新生やまだ商店街に移転するなどし、現在では建物は解体されています。またこれと隣接して五篤丸水産があり、当時は現ツルハドラッグの場所には「びはんプラザ」というスーパーマーケットがありました。新生やまだ商店街は、その後継となる商店街であると思われます。

そもそもこの地は2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災に伴う大津波の被害を受けた場所であり多くの建物が倒壊し荒地と化していましたが、ここが整地され商店街となりました。新生やまだ商店街組合の設立総会は2012(平成24)年8月28日に開かれ、3年をかけてこのセブン‐イレブン山田中央店を誘致、以降も敷地内に徐々に移転などで立ち並んだ現在ある9店舗のほかに、五篤丸水産など周辺の店も商店街組合に参加しているとのことです。