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西土居通

かつてあった御土居の西側沿いに開けた道

道路
西土居通にしどいどおり
説明
北は仁和寺街道から南は九条通の一筋北に至る通りです。
遡れば、かつて豊臣秀吉は京都に壮大な土堤を築き、土塁が四周を取り囲みました。「御土居」と呼ばれた城壁、すなわち羅城の完成です。その御土居の西側に開けたのが西土居通です。現在、御土居の大半は消滅していますが、西土居通は残っています。現在は大半が市道になっていますが、京都市は辺縁部の道路まで調査したり住民から聞き取り等せず机上で命名したため、市道の西土居通と実際の西土居通は相違があります。
例えばJR山陰本線下の道路(やすらぎの道)から旧ニ条通までの間は、一筋西側の道路が西土居通(1)として認定されていますが、そのまま旧ニ条通まで直進する道路(認定道路名 西第四経6号線)も一般には西土居通として認定されているようです。西土居通(1)の認定は南北ともに大正9年、西第四経6号線の認定は昭和24年とされており、当時の市が天神川沿いにそのまま直進する道路を描きたかったのだろうと推察されます。
また四条通から南は直通する道路が本来の西土居通ですが市道としては高山寺通として認定されており、市道としては一筋東が西土居通(4)として認定されています。いずれも昭和13年の認定とされています。結果としてここでも西土居通とする道路が2本並走することになりますが、西土居通(4)として市道認定された東側は本来は「土居ノ内通」という別の通になり、実際この周辺は壬生西土居ノ内町という町名です。この2本の通は、本来の御土居通(認定道路名 高山寺通)と本来の土居ノ内通(認定道路名 西土居通(4))の間に御土居がありその外側と内側の通だったのだろうと名前より予想されます。
ただし問題はここで終わらず、市道としては近隣の東西の通りに「土居ノ内通」という名前が付けられてしまっています。この東西の通りは歴史的にも土居ノ内通と呼ばれた形跡がなく、沿道住民もこの東西の通りを土居ノ内通とは認識していないことを確認しています。市が机上で適当に作業した弊害がでています。
関連
構成道路
  • 0217006 一般市道 西第五経5号線 (仁和寺街道〜下立売通)
  • 0060078 一般市道 西土居通(1) (下立売通〜やすらぎの道 南側交点)
  • 0406008 一般市道 西第四経6号線 (やすらぎの道 南側交点〜旧ニ条通)
  • 0060078 一般市道 西土居通(1) (やすらぎの道 一筋南〜旧ニ条通〜三条通)
  • 0060132 一般市道 西土居通(3) (三条通〜四条通)
  • 0800004 一般市道 高山寺通 (四条通〜仏光寺通)
  • 0060133 一般市道 西土居通(4)の一部 (仏光寺通〜中堂寺南通下ル)
  • 0600049 一般市道 西土居通(5) (中堂寺南通下ル〜梅小路通)
  • 0700013 一般市道 西土居通(2) (中堂寺南通下ル〜九条通の一筋北)

※道路に面した店舗を表示しています。ショッピングモールなどで、モール自体が面していても店舗が奥まった場所にある等の場合はここには出ません。なお、情報は現在、鋭意追加中ですのでご了承願います。

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