東海道本線の横須賀線専用線路に設置されている駅です。運転系統として横須賀線、湘南新宿ライン(宇都宮線直通)が走っています。

東海道本線の横浜〜国府津間が延伸開業したのは1887(明治20)年7月11日で、その後1923(大正12)年に仮称「武蔵駅」が当地に設置決定するも関東大震災によって計画頓挫します。昭和に入り再び新駅設置を求める住民運動が起こるも戦争に突入し再び頓挫、戦後再び新駅設置を求める住民運動が起こり、ついに1980(昭和55)年10月1日に請願駅としてこの東戸塚駅が開業しました。またこの日、新線路建設で東海道線と横須賀線の別線化による分離運転(SM分離)が開始されています。

当駅開業直後は駅周辺には特にこれといったものはありませんでしたが、地域住民の努力により空前絶後の大発展を遂げました。
東口にはショッピングモール「オーロラシティ」が建設されました。開業当初は西武とダイエーが入居し、西武が7&iグループに買収されて以降は競合する7&iグループとイオンが隣接するショッピングモールとして話題を呼んだ時期もありましたが、7&iは業績悪化により西武を売却したため現在ではこの競合は解消されています。またダイエーはイオンを経てイオンスタイルに変わっています。
西口にはコープかながわを核店舗とするショッピングモール「東戸塚西口プラザ」、および東急ストアを核店舗とする「モレラ東戸塚」が開業しました。
かくして、1日平均乗車人員が5万人を超える駅となり、横須賀線単独駅(東京〜久里浜間)では最多、JR東日本全体でも接続が存在する茅ケ崎駅に次ぐ利用客のある駅に成長しました。
また駅周辺を見回すと、多数のマンションが林立し、加えて「オリンピック東戸塚店」「オーケー東戸塚店」といったスーパーマーケットも開業しています。
かくして、1日平均乗車人員が5万人を超える駅となり、横須賀線単独駅(東京〜久里浜間)では最多で接続がある鎌倉駅よりも多く、JR東日本全体でも接続が存在する茅ケ崎駅に次ぐ利用客のある駅に成長しました。