東京都葛飾区青戸にある京成本線と押上線の接続駅です。
地名は青戸ですが駅名は青砥です。駅名の青砥は、太平記に登場する鎌倉時代後期の武士である青砥藤綱が由来とされます。史実は不明ながら、伝承によると葛西城址は当地を領していた青砥藤綱の邸宅だったとされ、駅名はこの伝承から命名されたもようです。
ちなみに、開業当時の当地は東京府南葛飾郡本田町大字中原にあり、南葛飾郡亀青村大字青戸(合併前は青戸村)ではありませんでした。南葛飾郡全域が東京市に編入された後は東京市葛飾区本田中原町となり、東京市が廃止され東京都葛飾区になった後の住居表示の実施に伴い、当地は葛飾区青戸3丁目となって今に至ります。
このように青砥と青戸は同音ですが由来が異なります。