大阪府と兵庫県にまたがる空港で、元々は名前の通り国際空港でした。しかし後述の理由により現在は国内線のみ残されています。

1970年代、空港反対を掲げる活動家が廃止を要求しながら騒音被害などに対する対価を要求するという訴訟が相次ぎました。
国も耐えかねて要求通りこの空港の廃止を決め、1987(昭和62)年に人工島の造成と関西国際空港(関空)の建設が開始されました。
空港が訴訟のカードにならなくなったため活動家は手のひらを返し、今度は空港存続を要求するようになりました。
関空が1994(平成6)年9月4日に開港し国際線は全て関空へと移転しますが、この空港は国内線用として残ることになりました。