住之江区安立3丁目にある全蓋式アーケード商店街です。「一寸法師 あんりゅーくん」というマスコットキャラクターが設定されており、「一寸法師ゆかりの町」としています。

かつてこの地では「みすや針」という優れた縫い針が作られており、当時の行商人たちは売り口上に近隣の住吉大社が物語の舞台となる「一寸法師」のおとぎ話になぞらえたと言います。結果、アーケード内には刀代わりに針を掲げた「あんりゅーくん」の垂れ幕や看板が彩られています。

通ってもほぼ実感することはありませんしその必要もありませんが、アーケード内は二つの商店街に分かれています。
北端から松田青果店付近までが「安立中央商店街」、以南南端までが「安立本通商店街」です。区別法はアーケードを支える金属柱のペイントの違いで、下がチョコレート色でその上が白系の色で塗られているのが北側の安立中央商店街、全体がクリーム色で塗られているのが南側の安立本通商店街です。