和歌山県の温泉宿泊施設の一つで、和歌山にかつていたとされる紀州忍者をモチーフに「紀州 忍びの湯」を称しています。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
温泉法では、泉源における水温が25℃以上で、かつ温泉水1kg中に溶存する気体以外に温泉法で定められた物質の含有量が1グラム未満であるものを単純温泉と定義し、中でも液性がpH8.5以上であるものをアルカリ性単純温泉としています。単純温泉の中には温泉法で定めていない物質を含む特殊な温泉もあるため単純温泉=薬効なしと決めつけるのは早計ですが、ここは実際に日本列島の各地に見られる比較的ありふれた泉質なので、これといった薬効は法律上表示できません。但しアルカリ性なので肌の角質を取り滑らかにしてくれるため、いわゆる「美肌の湯」呼ばれる種類の温泉になります。

イラストレーター「さくらいはじめ」デザインのマスコットキャラクターが設定されており、温泉ののれんや、ラーメン店ストライク軒の丼にも描かれている高校生忍者「二ノ丸みかん」、そして、その姉「二ノ丸しのぶ」、忍犬「湯の丸」がいます。
キャラクターグッズとして、温泉に入るのに便利に使えるビニールバッグ、缶バッジ、マグカップなどが販売されています。
ちなみに名前が「みかん」なのは、ここ有田郡は温州みかんの「有田みかん」の産地であることに由来すると思われます。姉のしのぶは忍者の忍(しのぶ、しのび)からと思われます。